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お月見の醍醐味ってなんだろう

2019年1月21日はスーパームーンでした

スーパームーンは天文学的に定義された言葉ではありませんが

傾向としてNASAなどは月と地球との距離が約36万kmより近くなったら

スーパームーンと言っているみたいです

(ちなみに来月20日もスーパームーン)

 

今回のスーパームーンは東京都内の某所でお仕事一緒にさせてもらっている

旅行会社のスタッフさんとインスタライブをしながら見ていました

リアルタイムの月をインスタライブを使って配信するという

ちょっと今風なおもしろい企画

見てくださる人も月が見えてたら一緒にお月見して

お月様に関することをあれこれとトークするというゆるい内容

 

そのトークの中でスタッフさんに

「やっぱり他の街と比べて東京の宙は違いますか」という意味の質問をされました

これ、けっこう私の好きな質問ポイントをついてて

「もちろん東京だけでなく全国各地、見る時間によっても違います」

と語り出したら止まらない気持ちを抑えつつ返答

(スタッフさんは何気なく聞いたと思いますが笑)

 

私の生まれは広島、就職で一度は上京し今は愛知に住んでいます

さらに縁あって全国各地、プライベートでは海外にも行ったことがあります

これまでにいろんな街でいろんな宙に出会ってきました

(過去記事ではケニアの宙との出会いを書いています)

 

その度に同じ宙はひとつもないな、と各地で宙と出会うたびに思います

 (このことも過去記事に書いてあります)

今回考えたのは「みんなで宙を見上げる楽しさってどこにあるの?」ということ

インターネットを使ってみんなでお月見してみて

結局何が楽しいんだろう、お月見の醍醐味ってなんだろうと思いました

インスタライブを見てくださっているみなさんに

「みなさんのところではお月様見えますか?」

と投げかけると埼玉、宮城、鹿児島からと

全国各地で見ていますという嬉しいリアクションをいただきました

 

この受け答えを通して

みなさん同じ月という天体を見てこの瞬間を共有しているのは間違いないけど

みなさんが見ている月が同じように見えているのかは分らないということ

 

私が見ている月の色とあなたが見ている月の色が同じだとは誰も確かめようがない

確かめられないし、分らないけど

同じ月を見てみんなに何かしら感情が生まれるのは確か

それなら、私には今夜のお月様はこう見えていますよ

と、月や宙への気持ちを共有し合うことが

お月見を楽しむの醍醐味なんじゃないかなと思いました

 

もちろん、ひとりでのんびり気ままに見る月も好きですが

生まれた感情を誰かに伝えることで誰かと共感し、つながって

月がきっかけで出会える新しい宙の世界もあると思うのです

 

昔の人は、お月見で和歌を詠み合っていたそうですが

まさしくそれは月を見て出てきた感情を歌にして共有するという楽しみ方

今はSNSという道具を使って

遠く離れた場所にいる人とそれができる時代

新しいお月見のスタイルを見つけた気がします

 

今夜の月を見たらあなたはどう感じますか?

それを誰かに伝えてみませんか?

ちなみに、インスタライブは来月2月20日のスーパームーンでも実施予定

上のバナーからインスタアカウントに飛べるので

ぜひ、フォローしてみてくださいね

 

#ソラタビ_オツキミ とハッシュタグを付けて月の写真を投稿すると

スタッフの方が見つけて共有してくれるかもです!?