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2018年の宙模様(上半期)

2018年は宙を見上げるとどんな宙模様に巡り合えるのでしょうか?

上半期1~6月の街中で楽しめる天体現象をメインにまとめています。

みなさんの学校やお仕事からの帰り道で

宙を見上げて宙模様の変化を楽しむ一年にしてみませんか?

1月

2日 スーパームーン(2018年最大の月) *月の出17:00 月の入翌朝6:00

4日 しぶんぎ座流星群 *ピーク時間は朝方5時頃

31日 皆既月食 *皆既食は22時30分頃

 

2018年1月はお月様に関する宙のイベント目白押し

 

2日は年明け早々めでたいスーパームーンを拝めます

家族団らん、みんなでお月見正月なんてどうでしょう?

 

4日は「しぶんぎ座流星群」という流れ星の流れるピークの日

だけど、宙に輝くお月様の光が明るいので、流れ星はあんまり見れないかも

見れたらラッキー、仕事始めの運勢占いくらいの気持ちで宙を眺めてみましょう

 

31日は皆既月食。お月様が地球の影に入って、普段とは違う月の色に見えます

よく赤褐色と言われますが、その時の空気の状態によって色合いが変わってきます

何色のお月様が見えるか楽しみですね


2月

9日 月、火星、木星、土星の大集合

15日前後 オリオン座が20時頃南中

 

1月に月のイベントをめいいっぱい楽しんだので、2月は惑星や星座を楽しむことをテーマに・・・

 

9日の朝5時30分ごろ、半月の近くに火星、木星、土星が大集合

さらに火星の近くにはアンタレスという赤い星も輝いていてとてもにぎやか

朝の宙を見上げれば素敵な一日のはじまりになるはず

 

2月中旬ではしょうどお仕事や学校帰りの時間帯に南の宙でオリオン座が輝いています

おうちの庭やベランダ、お部屋の窓からなどお好きな場所で

冬の星座の代表格オリオン座を見つけてみましょう


3月

2日 満月

21日 春分の日

31日 満月

 

新生活に向かって準備で大忙しの3月

あわてた心を落ち着かせたいときは、宙を見上げてほっと一息

 

2日と31日の2回満月の日があります

満月を見て3月がはじまり、満月を見て3月を終える

3月はどうだったかな、と振り返りのタイミングの目安として満月を眺めてみましょう

 

春分の日は「昼と夜の長さが等しくなる」といわれている日(ほんとはすこし昼の方が長いけど)

法律で「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として国民の祝日と定められています

宙も大きな自然の中のひとつ

これから春が訪れて植物や生物が変化していくように、宙模様も変化していきます


4月

1日~ 宵の明星

23日 こと座流星群

 

新しいスタートをお祝いするかのように

4月は夕暮れ時に西の宙で金星がとても明るく輝いています

昔から「宵の明星(よいのみょうじょう)」と愛されてきた惑星

力強い輝きは新しい生活に疲れた時に元気を与えてくれるはず

 

23日には「こと座流星群」のピーク日

深夜には半月が沈むので夜更かしして宙を眺めていると

流れ星に出会える確率があがるかも


5月

1日~ 金星と木星が見頃

25日前後 春の大三角が20時頃に南の宙へ

 

梅雨入り前に春の星宙を楽しんでおきましょう

 

5月いっぱいは夕暮れ頃~20時くらいまで東の宙で宵の明星が楽しめそう

一方で、西の宙からは太陽系最大の惑星である木星が昇ってきます

木星はとても明るく輝き、一晩中楽しめそう

 

5月下旬は南の宙で春の大三角が輝いています

木星の南側、宙高いところでオレンジ色に輝くアークトゥルス、青白いスピカとデネボラ

この3つの星が大きな三角形を描いています

春を代表する星のならびです


6月

16日 細い月と金星が接近

 

そろそろ梅雨入りの時期

曇りや雨の日はには星を見ることが出来ませんが

雲の上ではいつも星たちが輝いています

 

16日は細いお月様と金星が大接近

にっこりお口ときらっと輝く目のようにみえて

宙にかがやくにっこり笑顔に出会えます

 

金星は夕暮れ時に、木星は夜半過ぎ頃まで5月に引き続き楽しめそう

さらに土星と火星もだんだん見頃を迎え始めます

深夜頃には、西に木星、南に土星、東に火星の惑星の共演が楽しめます

 

いかがでしたか?

もちろん、紹介した日以外にも毎日宙には星たちが輝いています

日々のくらしで見上げる宙の中で起きている変化

宙模様を楽しんでもらえたら嬉しいです